一日中仕事に集中できないでいた紗季。それは妙に男性と交わりたい気分で、仕事中だというのに股間を濡らし、必死に欲求を押し殺していた。「悶々としたなか行うデスクワーク程辛いものはない」と密かに呟きながらキーボードを叩く。しかし、最近はこういう日が少なくはなく、週に2,3回はこのような気分に陥っている。それもそのはず、旦那はいるものの近頃はセックスレス。そのうえ今夜は飲み会で帰りも遅い。おねだりしても誰も応えてくれない。仕方がなく家に帰って何種類も隠し持っているオモチャで欲求を満たそう考えていた。一刻も早く自身の股間をいじめたいと思い足早に駅に向かうと、見ず知らずの男が声をかけてきた。