2012年04月05日

シンジには結婚を約束した幼馴染みのサエがいた。しかし、一条財閥の後継者となってしまい、サエとの結婚のためには女性を絶頂に導き、首筋に花のアザを持つ女性を見つけ出さなければならなかった。シンジの運命を握る女性は未だ見つかってはいない。ゼロに導かれるがまま新たに向かった先には、柔らかな髪も麗しい一人の女性警備員の姿が。はたまた、木々に囲まれた赤い鳥居の奧に佇む清楚可憐な巫女の姿が。花のアザはいずこに…！？

今回ご紹介する女の子の名前はちひろ。礼儀正しく自己紹介してくれた彼女に、私は密かに、「ちひろだけど純」というニックネームをさずけた。嘘や憎しみ、虚無感に絶望。黒い感情ばかり渦巻くこの時代で、彼女は荒野に咲く一輪の花の如くひたすらに純……ピュアなのである。今回AV撮影に応募した理由も「エッチが好きだから」なのだが、そう語る彼女の言葉に、不思議といやらしい響きはない。ただ純粋に、気持ちいいことを楽しみたい、そういった感情が伝わってきた。中身だけでなく、外見も「純」さを表しているようだ。まるで陶器のように、触れれば傷つけてしまいそうな純白の肌、ふわっと流れるような髪、汚れのない瞳は、微笑まれればこちらも思わず口元がほころんでしまいそうだ。