やりマン不動産 おすすめ物件はコ・チ・ラ♪ ~女社長はいつも空室あり~ 2号室
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- マニアックな係長
主人公・辰巳 亮(たつみりょう)は、人には言えない悩みを抱えていた。女手ひとつで自分を育て、大学まで進学させてくれた義理の母親・円(まどか)を、ひとりの女性として見てしまうようになっていたのだ。円は事故で両親を亡くした亮を引き取り、女手ひとつで育ててきた。ある朝、円が消えた事を知る亮。そして、亮を訪ねてきた四谷家のメイド・フミに理由を説明され愕然とする。亮は、円が作った四谷家に対する借金の返済に少しでも足しになるようにと、四谷家に自分の身体を預ける決心をする。四谷家の女主人・晶江(あきえ)の部屋に呼ばれ、晶江とフミの絡みを見せられる亮。晶江の性器を口で掃除するという日々の習慣を亮も行わされる。そして、晶江に童貞を奪われる亮。
築40年は経過しているであろうアパートの一室で必死にレポートをまとめている苦学生の一寸橋。万年床の布団とちゃぶ台、そして本棚以外は何も無い殺風景な部屋。一寸橋の腹の虫がグーと鳴る。昨日から何も食べていない一寸橋は、失神して倒れこんでしまう。一寸橋の夢の中に仙人のような老人が現れる。その老人は、自分の子孫である一寸橋に、福が舞い込む力を与えるというのだった。夢から覚めた一寸橋は、いつもと勝手が違うことに気付く。なんと彼の身体は一寸大のサイズになってしまっていた。身体を捻ったり、背伸びをしたりして元に戻ろうとするが、元に戻ることが出来ない。疲れた一寸橋がぐったりしていると、大家の娘が鍋を持って部屋に入ってきた…。
目を覚ますと、エミは見覚えのない部屋にいた。まただ、と思った。エミは時々、いつの間にか気を失っていて、気がつくと見知らぬ部屋に閉じ込められている事がある。その度に、目の前に出される条件をクリアしなければ外には出られない。ある時は謎解きの装置があったり、またある時は他人が一緒に閉じ込められていることもある。今回は後者であった。ある条件をクリアする――この撮影を無事に終わらせること――ができれば、エミは外に出ることができる。何故エミは、こんな理不尽で意味不明なイタズラに素直に従っているのか。それは、エミはこのイタズラの犯人をよく知っていて、どうしてこんなことをするのかということも、薄々分かっているからだった。