また可愛い女の子がやってきた。若いだけあって肌はぴちぴち、髪はさらさら、スリーサイズも上から83、59、86とナイスバディなのだが、彼女の一番の自慢は、顔でも髪の毛でも、ましてや身体でもないそうだ。彼女の自慢は足。もっと言うと、足の爪だという。足の爪のキレイさだけは誰にも負けないと自ら豪語する彼女は「ペディキュあやこ」。元々自ら名乗っているうちに、周りでもそう呼ばれるようになった。彼女がペディキュアに凝っているのは、もちろんオシャレのためもあるのだが、あの筆先の感触が気持ちいいからである。足先の敏感なあやこは、あるとき、何が一番気持ちいいかいろいろ試したのである。