真・燐月 下巻 真・誓い編

その昔、燐堂一族は、男児がまったく産まれなくなるという邪悪な呪いをかけられてしまった。その呪いを回避するためには、三代ごとに霊力の強い一族の娘と子供をもうけなければならないという。以降、燐堂家は緋月家を家臣として重要するようになり、また、三代に一度、緋月家と血を交える役目を負った燐堂家嫡子は「継承者」と呼ばれるようになった・・・。時は流れ、現代の燐堂の継承者となった直人。その彼の許婚の緋月鈴音が、不慮の事故で死亡してしまう。そこで、鈴音の残留思念にエネルギーを溜める為、鮎美が指輪をはめての行為を行なう。果たして、その結末とは・・・

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